横浜スタジアムの中で1番人気のある席といえば外野席になります。
熱心なファンが多く集まることでもお馴染みのこの外野席ですが、「初心者には敷居が高そう。」と敬遠される人もいらっしゃいますがそんなことは全くありませんよー。
今回はベイスターズファンの聖地とも言われている外野席について解説していきます。
自由席?指定席?
ハマスタの外野席は昔は指定席と自由席の2種類ありましたが、現在は全席指定席となっています。
自由席と違ってチケットさえ手に入れてしまえば、席確保の為に並ばなくてもすむので非常に楽です。
特に平日などは仕事帰りで、試合開始ギリギリに到着予定の人も多いかと思われますので、そういった面でもハマスタの外野は席取りなどに慣れていない、野球観戦初心者の人にも安心して座れます。
ホーム側とビジター側
ハマスタの場合はライトは全席ホーム外野指定席となっており、ベイスターズファン専用です。
ビジターチームの応援は一切禁止されています。
さらにレフトの一部もホーム外野指定席となる場合があります。
レフトホーム外野指定席について
2018年に発表されているカードではビジターチームのファンが多く集まるカープ戦とタイガース戦以外は、レフトにもホーム外野指定席が設けられますので、ライト側が買えなかった人はレフト側のホーム外野指定席を購入されるといいでしょう。
ただし1つ注意点があります。
レフトビジター外野席のチケットを持っている人は、普通にレフト外野入り口から入れます。
しかし、レフトホーム外野指定席のチケットを持っている人は、入り口はレフト外野入り口ではなく、ライト外野入り口になります。
1度ライトスタンドに出てから、バックスクリーンの裏側を通ってレフトスタンドに行かなければいけません。
このへんがレフトホーム外野指定席のやや面倒なところでもあります。
最初は分かりにくく、僕も最初はレフトホーム外野指定席のチケットを持って、レフト外野入り口から入ろうとしてました。
非常に間違えやすいので覚えておくといいでしょう。
1度席についてしまえば、ライト外野席と何ら変わりはありません。
レフトからの景色はこんな感じです。
外野席の特徴
それは何と言っても熱い応援です。
外野席には応援団が陣取っていて、そのリードに合わせてファンがコールを送ったり、応援歌を歌ったりします。
もちろん内野席でも皆さんコールをしたり、応援歌を歌ったりする人もたくさんいますが、応援団により近い外野の盛り上がりは内野席よりも上です。
攻撃の時の立ち上がっての応援も外野席ならではです。
立ち上がって、応援歌を大声で歌うと日頃の仕事でたまったストレスなども簡単に発散できますよー。
ただこれは別にルールで決められているわけでは無いので、座って応援したからといって注意されるわけではありませんので安心してください。
僕も正直、点差が大きく開いてしまうと立ち上がる気力が湧いてこない時もあります(笑)
外野応援シートと外野指定席の違い
外野応援シートというのは、応援団が陣取ってるエリアとそのすぐ周辺の席になります。
それ以外は外野指定席との大きな違いはありません。
おそらく「この辺に応援団がいますよ」という、一種の目印の様なものの為に作られた席だと思います。
応援団の近くは太鼓やラッパの音が良く聴こえる為、「盛り上がりたいけど、大きい音は苦手」という人は外野応援シートは避けた方が無難でしょう。
逆に応援団の迫力を間近で感じたい人には良い席だと思います。
外野席からの見え方
実際のライト外野指定席からの見え方です。
この辺りはポールから近い位置になります。
若干ポールを支えるワイヤーが視界に入りますが気になるほどではありません。
ポールが視界に入る場所は、わけあり席として売られていますので、普通に外野指定席を買う分には視界を遮られることはないでしょう。
ちなみに、席の番号は515番です。
ハマスタの外野は1番ポール際が500番でそこからセンター、バックスクリーン寄りに行くにしたがって番号が大きくなっていきます。
これはレフト側も変わりません。
この辺りだとライト方向、特に1塁線への打球は綺麗に見えます。
逆にレフト方向への打球は見えにくくなります。
続いて、先程の場所からセンター寄り、バックスクリーン寄りに移動してみましょう。
こちらがバックスクリーン寄りの席からの景色です。
この辺りはレフトへの打球もライトへの打球もバランス良く見えます。
ただし欠点もあって……
バックスクリーンに映る映像が見えにくいんです。
この辺りは席の番号で言うと689番になります。
さらにこの席から上の方に行くと……
全く見えません!!
バックスクリーンに映るスコアや映像を楽しみたい方はセンター、バックスクリーン寄りは避けた方がいいですね。
僕の体感では席の番号が650番をこえるあたりから見えにくいなーと感じました。
どうしてもバックスクリーンに映る映像がキレイに見える位置がいい人は600番台の前半までを選んでおけば間違いなさそうです。
おすすめのエリア
個人的にオススメはポール際からやや中に入った。540〜560番辺りです。
ここならバックスクリーンもバッチリ見えますよー。
センター寄りからの試合の見え方もかなり良いんですが、僕はやはりバックスクリーンに映った映像も観たいのでこの辺で観戦することが多いです。
場内イベントやヒーローインタビューの映像はもちろんのこと、今年からリプレー検証が導入されて、その映像も場内に流れます。
リプレー検証の映像を観ながら、判定が出るまでの緊張感も、今年のプロ野球観戦の醍醐味でもあります。
前方の席と後方の席はどちらが見やすいか
これは単純に試合の観やすさだけで言うならば意外と後方(上段)だったりします。
僕の知り合いでもあえて最上段に近い席で常に観てる人もいます。
野球場は高い位置から眺める様に観ると、打球の位置などが分かりやすい傾向にあります。
ただ前方は外野守備のプレーがより近くで観られるので、この辺は好みによるんではないでしょうか。
1つだけ言えるのは最前列は非常に見えにくいです。
座るとこんな感じです。フェンスが近い!
立って観るとこんな感じです。
こう見るとフェンスはそんなに気にならなそうですが、目の前が通路なので、試合中はお客さんや売り子さんがバンバン前を通って視界は常に遮られて試合に集中できません。
もっとも最前列もわけあり席として売られていますので、普通に外野指定席を買う分には最前列に当たることはありません。
ですが2列目以降は普通に外野指定席扱いになりますので、快適に観たいのであれば5列目より上の方がいいでしょう。
わけあり席の種類
先程も紹介したポール際のわけあり席と、最前列のわけあり席の他に、バックスクリーン横にある席もわけあり席となります。
こちらはバックスクリーンのビジョンが視界を遮りグラウンドの一部が見えない席になります。
要は、わけあり席に共通するのは、何かしらの理由で試合が見えにくい席ということですね。
ちなみに普通の外野指定席と値段は全く一緒になりますので、あえて選んで買う必要はないですね。
座席の広さ
こちらがハマスタの外野席の座席になります。
僕の知っている中では神宮球場の外野に比べたら座席の幅は広いです。
ちなみに内野指定席Cもこのタイプの座席になります。
内野指定席Bから座席のグレードが上がっていきます。
外野席の売店
外野席にある売店は少ないです。
グッズを購入できる小さな売店が1つと、ご飯やお酒などが買える売店2つの計3つです。
内野席のエリアほど食事は充実してはいませんので、注意してください。
外野席のメリット
- 盛り上がりや、熱気はハマスタの中でも1番。
- 周りの人が応援歌を歌っているので、自然と覚えられる。
- チケットの値段が安い。
- 値段のわりには意外と見やすい。
外野席のデメリット
- 応援してるチームの攻撃中は基本みんな立ち上がっての応援になるので、座って観る人には前の人がじゃまになって見えにくい。
- 売店が内野に比べて圧倒的に少ない。
- 内野の良い席に比べたら選手からは遠い。
- 1番人気のある席なのでチケットが手に入りにくい。
まとめ
色々書いてきましたが、結局外野席の1番の魅力は大きな声で応援歌を歌い、盛り上がれるところです。
なので、もしあなたが手に入れた席がバックスクリーンの映像が見えない席だったりしても、小さいことは気にしないでガンガン盛り上がりましょう。
逆に映像や試合をじっくりと観たい時は、外野席ではなく、他の内野指定席を選ぶといいでしょう。
内野席も解説しています。
ガールズフェスティバルで内野指定席Sに座ってみた。見え方や評価は?
内野指定席FBってどんな席?後悔する前にポイントを押さえよう!
とにかく外野席は細かいことは気にせず、その場のノリで盛り上がる。
これこそがこのハマスタの聖地を満喫する方法なのです!
僕も間違いなく生涯で1番座った席です。
まだハマスタの外野の経験のない人も、この記事を参考にしていただいて思う存分楽しみましょう!
コメント
すみません。
教えて下さい。
横浜スタジアム外野指定席の3段目は
座ってると見えにくいですか?
5段目以降でないとグラウンド手前の方は見えないのでしょうか?
コウさんコメントありがとうございます。
3段目であれば、そこまで気にならないと思いますよ。
もう少し上の方が、前の通路を通る人の流れが視界に入らないので個人的にはオススメです。
ただその位置でも気になる程の観にくさは感じないと思いますよ!